協賛のお願い

小川 哲史 先生
ぐんま栄養療法ネットワーク代表世話人
高崎総合医療センター
小川 哲史

「ぐんま栄養療法ネットワーク」について

「ぐんま栄養療法ネットワーク」の基盤づくりは、2003年の「第1回群馬NST研究会」に端を発し、10年に及ぶ多職種協働の継続的な活動の中で育まれてきました。この間、少子高齢社会の進展とともに変遷するわが国の医療・介護制度のもと、私どもは、セミナー開催によるスキルアップの向上、顔と人柄の見える地域連携ネットワークづくりなど、多彩な取り組みを実践してまいりました。

この度、これまでの成果を集大成し「ぐんま栄養療法ネットワーク」の新らたな名称を掲げて、新時代へのスタートを切ることができました。これは関係者各位の絶大なるご支援の賜物であると心より感謝申し上げます。

栄養療法は地域医療連携の必須の課題

急性期病院の在院日数の短縮と退院後の継続的な栄養管理は、地域包括医療・介護が実践すべき必須の課題であります。栄養療法はあらゆる疾患に欠かすことはできません。2008年から始まった国の「4疾患5事業」、さらに、2013年から新たに精神疾患と在宅医療も加わった新医療計画「5疾患5事業と在宅医療」の推進においても、栄養療法は不可欠のものであります。

今後ますます在宅介護へのシフトが進む中で、地域は限られた医療資源の利活用を促進し、独自の発想で安心できる地域医療圏の構築に取り組むことが求められます。ぐんま栄養療法ネットワークは、県下10の2次保健医療圏それぞれの医療機関・介護施設・医師会・歯科医師会・看護協会、自治体が一体となって活動し、県全体として広域な地域連携の構築を目指すものであります。

Webサイト「nn-gunma.org/」の開設

本格的なITの利活用時代を迎えて、Webサイトはきめ細かい地域連携を推進する上で、有効かつ必要不可欠の媒体であります。「nn-gunma.org」は、前橋2次保健医療圏でスタートしたWebサイトを、一部、国の助成を受けて大幅なバージョンアップを行いました。これから群馬県全域への幅拾い展開を図ってまいります。

本Webサイトの特徴は、CMS(contents management system) といわれる方式で、10の2次保健医療圏が独自の活動を展開しながら、自らインパクトのある情報発信を行い、地域と全体を統合する利便性に富んだシステムを構築しています。

ぐんま栄養療法ネットワーク代表  小川哲史

(高崎総合医療センター統括部長)
 
 
 

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